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「怪しい賞」 サムソン2年連続受賞

【シドニー5日AAP】   消費者団体チョイスは5日、サムソンなど10社に対し、毎年恒例の「ションキー・アワード(怪しい賞)」を発表した。今年で11回目となる同賞は、欠陥品など怪しい商品やサービスを提供した企業に贈られる。

サムソンは昨年の洗濯機不具合に続き、スマートフォン“ギャラクシー・ノート7”のリコールで2年連続の同賞受賞。チョイスのトム・ゴッドフリー氏は、「炎上して消費者を危険にさらすような商品を発売するべきでない」と述べた。

ネスレは、麦芽飲料“ミロ”の健康に関する星評価が誤解を招くとして同賞を受賞。パッケージの四つ星半は、小さじ三杯のミロをスキムミルクに入れた場合であって、そのように飲む消費者はわずか13%だという。

ケロッグは、ポテトチップス“プリングルス”の筒を小さくし、飽和脂肪酸量を60%増加、さらに中身をおよそ9%減量したという。

他には、グリーン・アンド・クリーン社の“オーストラリアのきれいな空気”の缶などがあげられた。12本入り246ドル26セントで、呼吸255回分の新鮮な空気を含むという。

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