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自賠責保険改正で減額に NSW

【シドニー7日AAP】   NSW州政府は、「グリーンスリップ」と呼ばれ、車両登録時に加入が義務付けられる自動車賠償責任保険(CTP)の改正案を発表した。平均で年120ドル保険料が減額される代わりに、補償内容が制限されるという。

州政府は7日、保険料を減額する考えを発表した。新制度の下、むち打ちなど軽傷を負ったドライバーは最高6か月補償を受けられ、深刻なけがの場合の給与補償も2年に限定される。また、事故責任がある運転手も最高6か月まで補償を受けられる。ベレジクリアン州首相は、「変更で損をするのは、莫大な利益を上げる保険会社とシステムを悪用する人だけ」と説明した。

CTP保険料の全国平均が年482ドルであるのに対し、シドニーのドライバーは国内最高のおよそ703ドルを支払っている。NSW州では、支払われた保険料1ドルにつきわずか45セントが負傷者に充てられ、残りは保険会社の利益や法的費用となっている。オーストラリア保険委員会(ICA)は、長年の懸案事項だったとして変更を歓迎した。

改正法案は州議会に今週提出され、12月までに施行予定。

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