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SAの悪徳パピー繁殖家、NZに逃亡

【ACT2日】   動物虐待で有罪とされたSA州の子犬繁殖家が、ニュージーランドに逃亡したとわかった。王立動物虐待防止協会(RSPCA)は、オーストラリアへの引き渡しを求める。

SA州のパピーファーマー、ドラ・ライン被告は30件以上の動物虐待で有罪が認められた。RSPCAが最初に調査を行った2017年5月、悪環境の敷地内に子犬を含む犬75匹、馬45頭、鶏25羽がいた。RSPCAは容体の悪かった犬27匹を救出したが、4匹は安楽死をせざるを得なかった。

さらに2019年5月、RSPCAは被告宅から衰弱した馬5頭と犬1匹を救出した。このうち17歳のサラブレッドは体重が平均を140キログラム下回っており、慢性的な栄養不足で死亡した。

今年3月の判決にライアン被告が出廷しなかったため、ニュージーランドに逃亡したとわかった。

RSPCAのアンドレア・ルイス主任捜査官は、「金銭目的で被告が再び繁殖活動を行うと自信を持って言える」「動物虐待法や動物の福利を露骨に無視している」と話した。SPCA(ニュージーランドの動物虐待防止組織)に連絡し、オーストラリア送還の正当性を検討しているという。帰国の際に国内の逮捕令状は再び適用される。

ソース : abc.net.au – RSPCA seeks extradition of mid-north puppy farmer who fled to New Zealand

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