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国内失業率4.9%に改善 10年ぶり低水準

【ACT15日】  オーストラリアの今年6月の失業率は4.9%と前月から0.2ポイント改善し、2011年以降で最も低い水準となったことが、豪政府統計局による発表で明らかになった。連邦政府のフライデンバーグ財務相は、まとまった賃金上昇は失業率が4%台になるまでは実現しないとしていたが、今回この水準に到達したことについて「非常に意義深い」とコメントした。

 

連邦政府は5月の予算案発表に向けて、失業率を5%以下まで引き下げることを最優先課題としていた。フライデンバーグ財務相は6月の失業率について、「今日仕事をしている人のほうがパンデミック前より多い」と述べ、われわれの経済プランは機能していると評価した。

 

さらに、パンデミックからはまだ抜け出していないが、経済そのものは「素晴らしい粘り」を見せているとして、「経済の復活を確実なものとするにはまだ時間がかかるが、国内経済は堅調であり、統計がそのことを示している」と述べた。6月統計はVIC州で行われた2週間のロックダウン期間を含むが、現在行われているNSW州のロックダウンは含まれていない。

 

ソース:news.com.au-Unemployment down to 4.9 per cent, its lowest level in a decade

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