一般

封鎖はワクチン遅れが原因 タスクフォースが否定

【ACT23日】  連邦政府が設置する新型コロナウイルスのワクチン導入を主導するタスクフォースは23日、議員内委員会において、シドニーが感染拡大によってロックダウンを行うことになったのは、ワクチン接種の遅れが原因ではないとの見解を示したことが分かった。

 

タスクフォースのフリーウェン中将は、ワクチン接種率の高い英国やシンガポールでも再び感染率が上がっていると指摘。連邦政府のケリー首席医務官もまた、「NSW州からワクチン供給に問題があるとの報告は一度も受けていない」と述べ、シドニーでの感染拡大はNSW州政府の責任との見方を示した。

 

さらにフリーウェン中将は、ワクチン接種率は感染抑制における「重要な要因」であること、ワクチン接種計画が2か月遅れていることは認めた一方、これがNSW州やVIC州、SA州のロックダウンの原因とする見方を否定した。連邦のモリソン首相も先に、同様の見解を示している。

 

ソース:news.com.au-Covid task force chief Lieutenant General John Frewen insists slow vaccine rollout did not cause lockdowns

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら