政治

「居座り」モリソン元首相 官邸から退去

【NSW4日】  連邦政府のモリソン前首相は4日、選挙の敗北から約2週間でついにキリビリハウスを後にした。首相と妻ジェニー、二人の娘は、壁の塗装など修繕が行われたポートハッキングの自宅に戻った。モリソン前首相は2009年に92万ドルでこの家を購入したが、現在の推定価格は約300万ドルとなっている。

 

選挙の敗北後、報道などでは元首相の名前にかけて「スクワット(居座り)・モリソン」と呼び、キリビリハウスからの退去が遅れたことをやゆしていた。自宅に戻ったモリソン首相は、現在は一般議員に戻り、次の学校休暇に合わせて自身も休暇をとると伝えられている。

 

過去の首相では、ジョン・ハワード元首相が07年に16日間と通常2週間の退去期間を超えて滞在。ケビン・ラッド元首相は5日、ジュリア・ギラード元首相は6日、トニー・アボット元首相は3日で退去した。一方、マルコム・ターンブル首相はキリビリハウスには入居せず、ポイントパイパーの自宅に住み続けた。

 

ソース:news.com.au-Former Prime Minister Scott Morrison finally vacates Kirribilli House

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