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5人に1人 住宅ローン返済困る

【ACT10日】  住宅ローン金利が3%上昇した場合、オーストラリア人の5人に1人が困窮し、返済が出来なくなるとみられることが、比較サイトのファインダーによる調査で明らかになった。人数にして55万1,000人に上る。住宅ローン金利は5月以降、すでに1.75%上昇している。

ファインダーによると、55万1,000人のうち、14万5,000人はローン利率が上昇した場合、返済するのが難しくなるため、家を売却することを検討するだろうと回答したという。

また、調査会社S&Pグローバルが行った調査によると、国内で住宅ローン返済が最も滞っている地域はNT準州で、延滞日数は30日以上だった。地域別では、パースCBDから20キロメートルのマディントン(Maddington)が、今年4月の時点で住宅保持者の4.67%が延滞とワースト1位となった。これに、NSW州シドニー南部のドールズ・ポイント(Dolls Point)が4.33%で続いている。

オーストラリア連邦準備銀行(RBA)は先週、政策金利を1.85%に引き上げた。国内では、過去2年間にわたり、過去最低の水準となる0.1%にとどまっていたが、今年5月以降では、政策金利は1.75%引き上げられている。

ソース:news.com.au-Suburbs struggling the most to pay mortgages as Australia’s cost of living crisis worsens

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