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移動式スピードカメラの警告を復活 NSW

【NSW10日】   NSW州で来年1月から、すべての移動式スピード違反取締りカメラの警告サインが復活する。

2020年末に州政府が移動式スピード違反取締りカメラの警告サインを撤去した後、検挙数は急増。わずか12か月で罰金4,000万ドルが徴収された。州政府は昨年、警告サインを一部再導入したが、カメラ搭載車の上に置かれたのみでドライバーにとって事前の警告にはならなかった。

市民からは「カメラの警告撤去は州政府の税収増に過ぎず、ドライバーの行動を改善することはない」と懸念の声が上がっていた。この問題に関する議会審問においても警告の再導入が支持された。自動車団体NRMAも以前、警告サインは制限速度が示された重要な教育ツールであるとして、撤去に反対していた。

ワード州道路相は「カメラの警告サインはドライバーに事前に警告し、危険な場所で速度を落とすよう教育する」「地域社会の期待と安全のバランスをとる」と述べた。

州野党労働党のミンズ党首は「警告サインの撤去は大規模な税収で、今度は州選挙を前に態度をころりと変えている」と、州政府を批判した。

ソース : abc.net.au – All mobile speed camera warnings back in New South Wales from January 1 after public outrage

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