政治

賃貸物件のペット規制緩和を選挙公約に NSW野党

【NSW8日】   NSW州野党労働党は、3月の州選挙で賃貸物件のペットに関する規制を大幅に変更すると公約した。

労働党の公約のもと、借り手はペットを飼いたい旨申請し、貸し手は21日以内に回答する。ペット不可とする場合は、今後設立される”賃借委員会”が定めるリスト内の理由をあげる必要がある。21日以内に回答が得られない申請は自動的に認められる。

州労働党は「ペット不可を全面適用とすると、手頃で適切な物件を見つけにくい」「ペット可の物件数は限られており入手が難しい」と声明を発表した。

クリスマスにかけて、王立動物虐待防止協会(RSPCA)は動物2万7,000匹超を保護しており、賃貸物件でのペットの規制が1つの主要要因とされる。

家賃高騰と空き室率の低さから、賃貸は州選挙の重要事項になるとみられる。今月4日までの12か月でシドニーの家賃は23.2パーセント上昇し、一軒家の平均が週898ドル、アパートは592ドルだ。州政府は昨年12月、賃貸住宅のオークションを禁止すると発表した。

ソース: news.com.au – NSW Labor vows changes to rules on pets in rentals, evictions ahead of 2023 state election

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