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「ベイプの規制をタバコ同様に」 国民党

【ACT21日】   国民党は、国内の現在の保健の姿勢に相反し、ベイプにまつわる規制緩和を掲げている。成人の禁煙を助長する一方、若者のアクセスを禁止したい考えだ。

連邦政府は、ベイプを処方箋下のみで入手できるよう規制したが、実際は違法で簡単に入手でき、18歳未満の子どもに広く使われている。

国民党の提案のもと、処方箋を無くし、ベイプをタバコのように購入できるようにする。小売店はベイプの販売免許を必要とし、未成年に対する販売に重大な罰則を科す。いくつかのフレーバーを禁止し、健康に対する警告をラベルに記載する。広く合法でベイプが入手できるニュージーランドに似た取り組みだ。ベイプへの課税による税収は地方の保健に充てられる。

国民党のリトルプラウド党首は、「現在の処方箋のみの規制では、若い世代のペイプ依存を防止できていない」「たばこ同様、販売、パッケージ、味、18歳以上のみ購入可能など簡潔に規制するべきだ」と話した。

ブリティッシュ・アメリカン・タバコなど主な電子タバコ製造企業も同様に、ニコチン入りベイプをタバコ同様に規制するのが、闇市場を取り締まる最善策と訴える。

がん協会なども、ニコチンの入っていないベイプ(しばしばニコチンが検出されている)を含み、販売禁止など法の厳格化を呼び掛ける。

ソース: abc.net.au – Nationals propose easing of vaping rules for adults, arguing it is a ‘common sense approach’

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