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珍しい味の蒸留酒で人気 VICの蒸留所

【VIC19日】   「ディルピクルス、ホットジャムドーナツ、オイスターのジンを試したことがある?」VIC州の風光明媚な町にある蒸溜所には、訪れる観光客を驚かせてやまない一文がある。

 

グレートオーシャンロード沿いにあるアポロベイ蒸留所では、そんなユニークなフレーバーが蒸留されている。ディルピクルスのジン以外は(まだ)販売されていないが、これらのフレーバーは、自らを「マッドサイエンス」と呼び、「この仕事は世界一」だという地元出身のシェーン・リブジーさんが作っている。

 

リブジーさんは、これまでに5種類のディルピクルスのジンを小ロットで製造し、2週間ほどで全て売り切れになったと述べ、売り切れが続くようなら大規模生産に移行する予定だという。このフレーバーは蒸留所からの直売のみになっている。

 

彼のお気に入りのフレーバーは、マンゴ、ライム、チリを使った「South of the border」。だが、本物のドーナツとジャムを使った「ホットジャムドーナツ・ジン」は蒸留所が一番いい香りに包まれたとしている。

 

蒸留所にはユニークなジンを求めて観光客がよく訪れ、特に外国人観光客が試飲体験に参加した後で変わった味のジンを買うことが多いという。試飲の際にリブジーさんは最初のジンの香りを嗅ぐときには「鼻で息をしないで」と注意をする。「グラスに鼻を近づけて口呼吸をすることで、植物性の香りを感じ、ジンそのものの香りを楽しめる」と述べた。

 

「実験」によくあるように、この蒸留所で作られたジンやウォッカにも失敗作があるという。リブジーさんは「クリスマス用にラムボール・ウォッカを作ったのだけど、ダークチョコレートとココナッツ、くず粉ビスケットの味だったよ」と語った。

 

ソース: news.com.au – Aussie distillery makes dill pickle, hot jam doughnut and oyster gin

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