【NSW18日】 クリスマスを間近に控え、国民の多くが生活費高騰の煽りを受けている中、シドニーとメルボルンでは、ブラックフライデー・セールを目的とした数千人がショッピングセンターに殺到した。
ブラックフライデー・セールは、伝統的にはアメリカの感謝祭の翌日に行われるが、オーストラリアでも急速に定着している。感謝祭は11月23日の木曜日で、毎年恒例のセールが始まるのは翌日の24日だが、今年は例年より早くセールが始まっており、オンラインショップは今週半ばから値下げに踏み切っている。
クリスマスを5週間後に控え、インフレが家計を圧迫している今、セールを利用する人々が多いのは不思議ではない。メルボルンとシドニーでは、国内の主要ショッピングセンターでは最近めずらしい光景とされるバーゲンが開催され、何千人もの買い物好きがバーゲンを目当てに実店舗に押し寄せた。メルボルンのパーク・ストリート・モールで撮影された写真では、週末のバーゲンに参加した人々が歩道に溢れている様子が写っている。
この後27日からは大規模なオンラインショッピングのセールが行われるサイバーマンデーも控えている。
news.com.au – Thousands rush to shopping centres in Sydney and Melbourne to shop Black Friday sales
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