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QLD州南東部大嵐 連邦政府が財政支援

【QLD7日】   クリスマスから新年にかけて、QLD州南東部は大嵐に見舞われた。住宅が被害を受けた世帯、さらに嵐の影響で通勤が困難な労働者に対し、連邦政府は財政支援を行う。

先月25日から今年初頭の数日にかけて、州南東部で6,000棟が数日停電となった。ゴールドコースト、ローガン、シーニック・リム地方で住宅152棟が深刻な損傷、さらに406棟が中程度の損傷を受けた。

連邦のマレー緊急管理相は、住宅の著しい損傷や重傷者が出た世帯に対し、8日午後2時から大人1人につき1,000ドル、子ども400ドルの1回限りの財政支援を行うと発表した。支援対象サバーブはArundel、Biggera Waters、Coombabah、 Coomera,、Gaven,、Guanaba,、Helensvale,、Hollywell、Labrador、 Maudsland、 Mudgeeraba、Nerang、Oxenford、Pacific Pines、Paradise Point、Runaway Bay、Tallai、Upper Coomera、Wongawallan、Cedar Creek、Cedar Grove、Cedar Vale、Flagstone、Jimboomba、Mundoolun、Tamborine、Tamborine、Tamborine Mountain。

さらに、ゴールドコースト、ローガン、シーニック・リム地方の3地域内に居住または勤務し、嵐の影響で通勤が困難な人を対象に、失業手当ジョブシーカーと同額を最長13週間支払う。同地域に居住するニュージーランド国籍者も対象に含まれる。

連邦・州政府は先立って、自宅に損傷を受けていない住民に対する共同財政支援も行った。小規模事業や農家、非営利団体向けの支援もある。ショーテン政府サービス相は、サービス・オーストラリアのウェブサイトで受けられる支援を確認するよう市民に促す。

QLD州はクリスマス頃、北部ケアンズもサイクロン「ジャスパー」上陸で大きな被害を受けた。両方の嵐で住宅6万1,000棟以上に対する損傷状況の評価が行われ、39棟は完全に倒壊した。7日午前の時点で99パーセントの世帯で電気が復旧しており、同午後までに残りの世帯も電気がつながる見通しだ。

ソース:news.com.au – Queenslanders hit by storms to gain access to federal assistance

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