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新手のAI詐欺に注意を NSW州警察

【NSW8日】  NSW州警察は8日、AI(人工知能)を使って家族や有名人に似せた偽のビデオメッセージを作成し、偽の投資話をもちかけたり金銭や個人情報を盗んだりする新手の詐欺について、フェイスブック上で注意を喚起した。

警察は投稿したメッセージの中で、「ディープフェイク詐欺にご注意下さい。デジタル詐欺から自分自身や大切な人を守りましょう」と呼びかけた。ディープフェイク詐欺では、既存のビデオや画像を操作したり、音声クリップを変えたり、あたかもありそうな音声を作成するのにディープフェイク技術やAIが使われる。

よくある詐欺の手口では、有名人や政治家の映像や画像を作成し、偽の資産を使って人々を詐欺的投資に誘導する。同様に個人情報や銀行の口座情報を盗むこともある。

ハンター・バレーに住むゲイリー・ミーチェンさんは、フェイスブック上に掲載された投資スキーム詐欺によって40万ドルの資産を失った。広告にはイーロン・マスクやアンソニー・アルバニージ、ジュリア・ギラード、その他有名人や司会者がこの投資スキームを支持しているかのような印象を与えたという。

NSW州警察は詐欺を見抜く方法として、不自然な表情や言葉の強調、手の周りの歪み、口や唇と音声の不一致、異常なまばたきなどを挙げ、動画の矛盾点に注意を払うよう促している。

 

ソース:news.com.au-‘Don’t fall for the illusion’: NSW Police issue dire warning amid new trend of deepfake AI scams sweeping the country

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