【ACT30日】 生活コスト上昇の影響で、スーパーマーケットでの消費動向が変化している。消費者はキャンディや酒などの嗜好品、肉類、ミネラルウォーターの購入を抑えている。最もよく売れたのは毎週の特売品だ。
スーパーマーケット大手コールズは、3月末までの3カ月間の売り上げデータを発表した。
期間中、コールズ全商品の価格は1.5パーセント上昇した(タバコを除くと1.1パーセント上昇)。家畜関係のコスト上昇が肉類の価格に影響している。特にラム、豚肉、鶏肉の価格が上昇した。
タバコと生鮮食品を除いた商品価格は0.3パーセント下がった。チョコレートやコーヒーは、カカオやコーヒー豆の価格上昇で上がっている。
酒類の販売は3月末までの3か月間で昨年比2パーセント減少したが、背景に裁量支出の削減だけでなく、イースターのタイミング(昨年は3月)が考えられる。今年イースターが含まれた4-6月期は酒類の売上高も上がると予想される。
ソース:news.com.au -‘Big promotions’: Shoppers cut back as cost-of-living pressures bite