【ACT9日】 世界的にコーヒー豆の価格高騰が続いている。国内でカフェのコーヒーは1杯12ドルまで上がる可能性がある。
4月、カフェのコーヒーの基準価格は過去最高に達した。特に中国からの需要高が国内のコーヒー価格に影響するという。伝統的にお茶が好まれてきた中国で、コーヒーに嗜好がシフトしてきており、前例のない量のコーヒー豆をブラジルから輸入している。
投資家らは不安定な米国から離れ、ブラジルの通貨単位「レアル」も高騰した。
コーヒー豆生産で世界第2のベトナムも、エルニーニョ現象で過去2年干ばつにさらされ、農地の回復にさらに2年かかるとされる。
これらの世界的なプレッシャーに加え、一般的なインフレによってカフェのコーヒー価格は1杯8~12ドルまで高騰する可能性がある。
カフェの従業員の賃金は2年連続で9パーセント上昇し、店舗の賃貸料も29パーセント、保険も6パーセント上昇した。コーヒー豆の卸価格も2023年11月から119パーセント上昇した。
ソース:news.com.au – Australian coffee tipped to reach $12 amid international pressures