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“先買い後払い”のBNPLに新たな規制 10日から

【ACT9日】   10日から、 “buy now, pay later(BNPL、先買い後払い)“の支払いサービスに対し、大きな買い物の際にクレジットカード同様に消費者信用審査が義務付けられる。BNPLにはアフターペイ、ジップ、Hummなどがある。

連邦政府は昨年6月、オーストラリア証券投資委員会(ASIC)が規制する信用取引法に準ずる資格をBNPL企業にも義務付けると議会導入した。BNPL企業に対し、顧客の収入や支出を含む財政状況の審査が義務付けられる可能性がある。

BNPLはクレジットカード(58パーセント)、住宅ローン(21パーセント)に続き、国内で3番目に多く利用されるクレジット支払い法だ。国内消費者の5人中1人がBNPLを使うが、3分の1は自身の信用報告書を見たこともない。BNPL は若い世代に最も人気で、ミレニアル世代が38パーセント、Z世代が13パーセントを占める。

新たな規制の下、BNPLでの素行が信用度スコアに直接影響を及ぼし、利用者が今後融資やクレジットカード、住宅ローンを申請する際に関わってくる。

信用度報告書にマイナスのイメージが残ることのないよう、期限内の返済が大切だ。また、短期間に複数のクレジット払いを求めると、融資機関は“財政ストレスのサイン”と考える可能性がある。BNPLを含み、クレジット払いはストレスなく返済できる場合のみ利用することが基本だ。

ソース:news.com.au – Big changes are coming to Buy Now Pay Later. Here’s how it affects you

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