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スワン川に人間の糞尿流入 パース

【WA7日】   パースの水路に人間の糞尿が流れ込んだ。ここ数週間で2度目であり、住民は窓を閉め、スワン川に近づかないよう警告される。

WA州水道局ウォーター・コーポレーションによると、先週、破裂した廃水パイプの修理の際に不具合が生じて廃水がスワン川にあふれ出た。住民らは、スワン川上流のバッセンディーンとバイブアッシュ間ですべての水遊びなどを避け、悪臭のする場所で屋外の運動を避けるよう勧告された。

廃水パイプの破裂により人間の糞尿がスワン川にあふれ出たのは、過去1か月で2度目だ。先月、ビーコンフィールドのサッカー場に未処理の下水が流れ出てフリーマントル漁港まで達した。住民らは「トイレ臭がする」と話した。

州野党のランドール国民党議員は、「地域住民は人間の糞尿にさらされ、パースで最もアイコン的な自然を避けるよう警告されている」「インフラの不具合だけでなく、市民の健康と環境に対する深刻な脅威だ」と述べ、今後同様な環境災害が発生することのないよう廃水インフラの見直しを求める。

サフィオリ州副首相は、「2度目の廃水混入は許しがたい。今後2度と起こることのないようウォーター・コーポレーションと取り組む」と記者団に話した。

ソース:news.com.au -‘Environmental disaster:’ Residents told to shut windows as more human waste flows into Perth’s Swan River

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