【WA8日】 WA州パース北部マランガルー(Marangaroo)の住宅で今年4月、違法賭博のバカラゲームを行っていたクラウン・カジノの従業員やセキュリティガード18人が摘発されていたことが分かった。
WA州警察の国際組織犯罪対策部隊と競馬・賭博・酒類部門の調査員が捜査を行い、現場から、ゲーム用チップ、カードディーリング用ケース、プロ仕様のバカラテーブル、過去のゲーム結果を表示する電子ディスプレイのほか、現金8万3,000ドル以上の現金が押収された。
競馬・賭博・酒類部門の広報担当者によると、クラウンの従業員はこの違法カジノでディーラー役を担っていた疑いがあり、現在、この従業員のライセンスは停止されているという。ただ、現時点で起訴された者はおらず、捜査が続いている。
2023年以降、パースでは4度目の違法カジノ摘発となったが、過去の摘発では合計30万ドル近くの現金が押収され、主催者の処分に加え、ディーラーのライセンスが取り消された。
また、今年7月にはマウントローリー(Mount Lawley)で行われた別の違法賭博の摘発により、3人の男性がパース簡易裁判所で2万5,000ドルの罰金を科され、約13万ドルの現金が押収された。
WA州のパパリア競馬・賭博相は、「我々は友人同士でカジュアルに行うポーカーゲームを標的にしているのではなく、組織犯罪と関係のあるプロ仕様の設備で行われているものについて、厳しく取り締まっている」と述べた。
ソース:news.com.au-Crown Casino employee and security guard allegedly busted at a makeshift casino operating out of a suburban Perth home