【ACT1日】 オーストラリアで販売されたフォード・マスタングの一部モデルが、製造上の欠陥により緊急リコールされた。この欠陥により、重大な怪我や死亡のリスクが高まる可能性がある。
リコールの対象は、2022年から2025年に製造されたフォード・マスタングで、車両のライトに影響を及ぼす製造上の欠陥があるとされる。対象は7,222台で、モデルレンジ内のすべてのバリエーションが含まれる。
オーストラリアのインフラ・交通・地域開発・通信・スポーツ・芸術省は、該当モデルのボディコントロールモジュール(BCM)が水の侵入に弱い可能性があると指摘。その結果、フロントおよびリアのサイドマーカーランプ、テールランプ、ナンバープレート灯が意図通りに作動しない恐れがあると説明している。
ライトが正しく作動しない場合、ドライバーの視界が制限されるほか、他の道路利用者が暗い環境で車両を認識できず、事故のリスクが高まる。これにより車両の乗員や他の道路利用者が重大な怪我や死亡を負う可能性があるという。
影響を受ける車両の所有者には、フォード・モーター・カンパニー・オーストラリアから連絡が入り、最寄りのディーラーで無償で点検・修理を受けるよう案内される。
ソース:news.com.au – Thousands of Ford Mustangs recalled over critical safety defect which could increase risk of injury, death