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サメ被害相次ぐシドニー北部ビーチ、段階的に再開

【NSW23日】   今週、シドニー北部ビーチで複数のサメの目撃情報や襲撃事件が発生したことを受け、オーストラリア・デーの連休を前に、自治体が大きな判断を下した。

過去1週間にわたり、深刻なサメ被害や目撃が相次いだことから、シドニー市のノーザン・ビーチズ地区では緊張が高まっていた。人気の観光地周辺でサメが確認され、市内では不安が広がっていた。ノーザン・ビーチズ・カウンシルは22日の夜、オーストラリア・デーのロングウィークエンドを前に、23日からビーチを段階的に再開すると発表した。

スー・ハインズ市長は、再開に先立ち水中環境を慎重に監視してきたと述べた。「週の大半は水の透明度が非常に悪かったため、慎重な判断をしてきた。状況が改善してきたため、通常のビーチ運営に戻すことが可能になった」と語った。

さらに市長は、ビーチ利用者に対し次のように呼びかけた。「常に旗の間で泳ぐこと、優秀なライフセーバーやライフガードの指示に従うこと、そして夜明けや夕暮れ時の遊泳は避けてください」

一次産業省およびライフセービングNSWも、ノーザン・ビーチズの再開に同意しており、市議会およびライフセービングNSWのライフガードによる巡回の再開、水上バイクによるパトロールの継続、空からの監視強化、ドラムライン(サメ対策装置)の追加設置が行われる。各ビーチは、現地に配置されるライフガードによって個別に安全確認が行われるという。

22日早朝には、クージー・ビーチでオオメジロザメとみられるサメが目撃され、泳いでいた人々が慌てて海から上がる事態となった。ライフガードはサーファーや遊泳者に対し、警報を鳴らしながら退水を指示し、「安全を最優先に」と呼びかけた。

また、19日にはシルバーウォーターのパラマタ川で、オオメジロザメとみられるサメが水面から飛び上がる様子が撮影され、高校のボート部が練習を中断せざるを得なくなった。18日午後以降、別々の場所で4件のサメによる襲撃が発生しており、このうち2人はいまも生死の境をさまよっている。

18日午後6時20分ごろ、12歳のニコ・アンティック君は、シドニー湾のニールセン・パーク近くにあるシャーク・ビーチで岩場から飛び込んでいた際、サメに襲われた。両脚に重傷を負い、ランドウィックの小児病院に搬送され、現在も重体となっている。翌朝には、ディーワイ近郊のビーチで11歳の少年がサーフボードごとサメに体当たりされる事故があったが、けがはなかった。その数時間後、マンリーのノース・ステイン・ビーチでは、27歳の音楽家がサメに襲われ、重体となった。さらに20日の朝には、州北部海岸のポイント・プロマーで39歳の男性がサメに襲われ病院に搬送されたが、命に別状はなかった。

ソース:news.com.au – Huge call made on Sydney Northern Beaches after string of shark attacks

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