【ACT26日】 アンソニー・アルバニージー首相は、オーストラリア・デーの市民権授与式で、新たにオーストラリア国民となった人々を温かく迎え入れ、「チャンスの国」で夢を追いかけられるようになったことを祝福した。
26日に行われた式典で、アルバニージー首相は、1949年に実施された最初の市民権授与式に言及。当時のベン・チフリー元首相が、7か国から来た7人を「オーストラリアの家族」として迎え入れたことを紹介した。
チフリー元首相が語った、オーストラリアは「大きな機会が与えられる国」であり、「民主主義が単なる美辞麗句ではなく、実際に実践されている国」であるという言葉は、今なお真実だと首相は述べた。「生まれながらのオーストラリア人であれ、自らの選択でオーストラリア人となった人であれ、私たちは皆、特別な共同体の一員となる機会と特権、そして責任を共有している」と語った。
また、今回新たに市民となった人々が行った宣誓は、現代オーストラリアを形作る「共通の人間性」への敬意に基づくものだと強調した。「その価値を受け入れる選択を今日してくれた皆さんに、心から感謝する」と述べた。
式典に参加した新市民は、インド、ニュージーランド、トルコ、アメリカ、ナイジェリア、マレーシア、ネパール、イギリスなどの出身で、同日には全国各地で、多様な背景を持つ数千人が新たにオーストラリア国民として迎えられる予定となっている。
キャンベラでは、サム・モスティン総督も新市民を歓迎し、次のように語った。「この国は、皆さんの家であり、皆さんの子ども、そしてその先の世代の家でもある。オーストラリアの価値観は、今や皆さんのものだ。同時に、皆さん一人ひとりの物語も、オーストラリアという豊かに編み込まれた物語の一部となった」さらに、オーストラリアの安定した民主主義についても触れた。「6万5000年に及ぶアボリジニおよびトレス海峡諸島民の歴史と文化、民主主義の制度と統治機構、そして80年以上にわたり移民や難民を寛大に受け入れてきた多文化主義の集大成だ」
26日、シドニー・ハーバーブリッジのたもとにあるバランガルー・リザーブでは、毎年恒例のウグルオラによる朝の式典が行われ、数百人が集まった。ウグルオラは、地元ガディガル語で「ワン・モブ(One Mob)」を意味し、ダンス、歌、語りを通じて、エオラ・ネーションに属するガディガル族の文化を祝う行事である。式典では、マーガレット・ビーズリー州総督、クリス・ミンズNSW州首相のスピーチに加え、都市部先住民土地評議会からの挨拶、スモーキング・セレモニーや特別パフォーマンスが行われた。
ソース:news.com.au – Anthony Albanese inducts new citizens at Australia Day citizenship ceremony