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学校の日焼け止め塗り直し休憩を義務化 医師らが提言

【ACT27日】   オーストラリアの医療専門家グループが、「文字通り命を救う」として、学校で新たに5分間の日焼け止め休憩を設けるよう求めている。

650人以上の医療専門家が、アルバニージー政権に対し、学校で日焼け止めを塗り直すための5分間の時間を義務化するよう要請した。このグループは、ジェイソン・クレア教育相およびマーク・バトラー保健相宛ての公開書簡で、昼休みの開始時に日焼け止めを塗り直す時間を設けるよう求めている。

書簡では次のように述べられている。「この5分間は、まさに命を救うものだ。なぜなら、朝に塗った日焼け止めは昼までに効果が薄れてしまい、オーストラリア中の子どもたちは、紫外線が最も強い時間帯に、帽子以外に有効な紫外線対策がないまま、1日およそ1時間屋外で過ごしているからだ」

また、この義務的な日焼け止め時間を設けることで、幼い子どもたち自身に責任を負わせる現状を改めることができると主張している。この現状は「子どもたちが失敗するよう仕向けており、学校側も注意義務を果たしていない」と指摘した。「現在、学校には日焼け止めを塗るための専用時間を設ける義務はない。多くの学校では昼休み前に塗り直すよう注意喚起しているが、常に徹底されているわけではなく、最終的には子ども任せになっている」と書簡は述べている。

「これは、4〜5歳の子どもに対して、遊びを中断して日焼け止めを塗るという自制心を求めることになる。しかし、小学生年代の子どもたちは、長期的なリスク回避行動を自立して行う能力がまだ十分に発達していない」

この要請を政府が検討するか問われたクレア教育相は、2019年に悪性黒色腫(メラノーマ)と診断された自身の経験に触れ、「個人的にも非常に身近な問題だ」と語った。現在の学校教育では以前よりも日焼け対策が改善されているとしつつも、クレア教育相は「子どもを太陽から守るためには、親の役割も重要だ」と述べた。

その一方で、州・準州の担当者との協議の場で、日焼け対策を議題に上げる考えを示した。具体的な協議内容について問われると、同氏は次のように述べた。「太陽は人を死に至らしめることがある。サメやワニの襲撃ほど目に見えて分かりやすいものではないかもしれないが、太陽が命を奪うという事実を、我々はよく知っている」

ソース:news.com.au – Doctors push for mandatory sunscreen break in schools

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