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余計な物までオーストラリアに持ってきた西パプア舞踊団

ブリスベン- 28日にブリスベンのナドジー大学で予定されていた西パプア民族舞踊団の舞台が中止された。41人のアムングメとコモロ部族の男性と女性からなる舞踊団は28日にブリスベン空港に到着したが、一団の舞台衣装がオーストラリア検疫検査局(AQIS)の検査で問題となり没収された。当局関係者によると衣装が入った13個の箱に虫とバナナの皮製品が発見されたという。
 
当局関係者は「これらの没収品は消毒を受けなければならず、手続きを急いで行っているので衣装は明日には準備できるだろう。」と述べた。衣装は検疫検査局に24時間拘束されるため、金曜日にNSW州北部のベリンゲンでのカーニバルで予定されている舞台に一団が間に合うかどうかが心配されている。衣装はインドネシアで一度消毒手続きを受けていた。
 
西パプアの高地に住む部族の舞踊団にとっては、今回が初めての訪豪となる。団員は西パプアで西洋文化に接する機会がほとんどなく、団員の何人かは地元空港に2週間かけた徒歩でたどり着いた。彼らにとっては飛行機に乗るのも初めて、パプア国外に出るのも初体験だという。
 
アムングメ部族の長アンダリアス・エアナムは一団の何人かは飛行機に乗るのを怖がり、着陸したときホッとしていたと通訳を通して述べた。「アムングメとカモロ族はいままで部族の居住地域から出た事がなく、今回が初めてだ。我々の文化を紹介するためにオーストラリアを訪問することが出来て光栄に思っている。」

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