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ニュエン死刑囚、平穏な心で残された時間を過ごす

メルボルン 29日 - シンガポールで金曜日に死刑執行が予定されているオーストラリア人ニュエン死刑囚の親友2人は、シンガポールでの同死刑囚との面会後、彼が死刑執行を恐れながら残された時間を過ごしているのではなく、心の平和を見出して落ち着いた様子でいると話した。
 

同親友のケリー・ウングとブロンウィン・ルウは、「ニュエンが落ち着いているのを見てホッとしたし、嬉しかった。彼は僕達の事も心配して、“泣きたかったら今自分の前で泣いてほしい、泣きながら帰られると余計辛くなるから”と言った。ニュエンは最後に9月に会った時と全く変わらなかった。驚くほど精神的に元気だった。命のある間は全力で生きたいという彼の望みがそうさせているんだ。彼は残された時間を大切にしようとしている。このひと時が人生に残された最後の時間ならば、この時間を大切にするべきだと。」

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