政治

ハワード首相、「死刑制度の廃止運動は無意味」

メルボルン4日-2日に死刑が執行されたニュエン死刑囚の遺体が4日、メルボルンへ到着した。同日、ジョン・ハワード首相は死刑制度の廃止運動を故意に強行することは無意味だと発言。

一方、ニュエン死刑囚の弁護士と野党は、オーストラリアは死刑廃止運動を率先して行うべきと主張。ハワード首相は、死刑制度を導入しているアメリカや中国などの強国の姿勢を、オーストラリアが変えることは不可能だろうと語った。

ニュエン死刑囚の弁護士であるラズリー氏は、今後も死刑制度の廃止運動を続行することを約束。また、オーストラリア政府に対し東南アジアでの死刑制度に関して統一の方針を策定するように要求している

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