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殺人容疑者の捜索で動物園が閉館

シドニー23日ー世界的に有名なウエスタン・プレイン動物園で23日、同動物園に潜伏していると考えられていた殺人容疑の指名手配中の男の捜索が実施されたが、同男の発見には至らなかった。同動物園は容疑者の捜索のため23日は閉館された。指名手配中の男はマルコム・ナデン容疑者(31歳)。同容疑者は2児の母親、クリスティー・スコールズさんの殺害、および行方不明中の同容疑者のいとこ、ラティーシャ・ノランさんの件に関して容疑がかけられている。

同動物園の警備員や職員によって、現在逃亡中のナデン容疑者の姿が何度も報告されているという。警察による緊急の捜索で、閉館された動物園に遠方から訪れた観光客は苛立ちの色を隠せなかった様子。

容疑者の発見に至ることなく、警察の捜査は午後4時前に終了した。しかし、警察によると、ナデン容疑者が動物園内にいたことは確かだという。また、ナデン容疑者らしい姿を見かけた人は警察に通報するよう、市民に協力を求めた。同動物園にはライオン、象、トラ、ゴリラなど1000種以上の動物が飼育されているという。

 

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