国際

テロの恐れからヨルダンの豪大使館が閉館に

[キャンベラ-9日]テロ発生の恐れを受け、ヨルダンのオーストラリア大使館が閉館された。在ヨルダンの600人以上のオーストラリア人はこれにより、今後は直接的な外交上の援助は受けられないことになる。

ヨルダンの首都アンマンにある西側関連施設がテロ攻撃にあう恐れがあるとしてイギリスが撤退後、オーストラリアとカナダもそれに従うこととなった。オーストラリア外務省はヨルダンを要注意国リストに入れたが、渡航を控えるようにとのアドバイスはまだ行われていない。ヨルダンに住む615人のオーストラリア人に対しては、大使館の閉館後は交換台に電話をし、キャンベラの領事館ホットラインにつないでもらい指示に従うようにアドバイスがあった。
大使館閉館の決定は、2ヶ月前にアンマンの高級ホテルで60人以上の死者を出した自爆テロを受けてのこと。ヨルダンの外務省はこの決定に対して不服を表明している。ブルース・ビルソン豪外務政務次官は、入手した情報から必要な警戒であると判断したと述べた。

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