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エジプトで生きた牛が残虐殺戮、豪牛輸出一時停止

キャンベラ27日ーナインネットワークの番組「60 Minutes」で、オーストラリアから輸出された思われる生きた牛がエジプトの食肉処理上の従業員らによって残酷に扱われている様子が放映されたことから、オーストラリアはエジプトへの生きた牛の輸出を一時的に停止し、現場による調査を進めている。

同番組が放映した映像には、カイロのバサティン食肉処理場で、食肉解体をする前の牛が、生きた状態で目を刃物で刺されたり、逃げられないよう後脚の腱を切られたりするなど、残虐な扱いを受けている様子が写しだされている。豪ピーター・マクゴラン農相は、エジプトの食肉処理場で行われている行為は非常に遺憾であると語った上で、これらの牛がオーストラリアから輸出された牛がどうかは未だ確認はできていないとした。エジプトの家畜に関する責任者は、映像に映し出された食肉処理場での行為は違法であると認め、調査を開始した。

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