ブリスベン 31日 - Australian Koala Foundation(AKF:オーストラリア・コアラ財団)は31日、政府がクイーンズランド州南東部ののコアラ生息地を保護する法的規定を設けなければ、同地域のコアラは今後約15年で絶滅する可能性があると述べた。
同地域には約7000から8000匹の野生のコアラが生息しているといわれているが、昨年だけでも約2000匹が犬や車の犠牲となって死亡した。AKFは、同州首相Peter Beattie(ピーター・ビーティー)に、現在のコアラ保護計画案では、コアラの死亡率を減少させることは不可能だと手紙で訴えた。Deborah Tabart(デボラ・タバート)AKF代表は、「コアラ保護計画案が、州政府と地方自治体にコアラ生息地を保護する為の法的権限を持たせない限り、同案は無意味だ。」と述べた。
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