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シドニーの建築家、テロ計画容疑で終身刑の可能性

[シドニー19日] オーストラリア国内でのテロ計画容疑で起訴されていたシドニー在住の建築家Faheem Khalid Lodhi(ファヒム・カーリッド・ローディ)氏は、有罪が認められ、終身刑になる可能性がでてきた。

ローディ被告は2003年10月にジハードのため、配電網等を使ったテロを計画したとして逮捕された。パキスタン生まれのオーストラリア人であるローディ被告は、オーストラリアは自分の国であり、自分の仲間である国民に危害を与える事はイスラム教の教えに反すると容疑を否認している。しかし、陪審は4つの容疑のうち3件を有罪とした。
同被告はテロ計画容疑では国内初の有罪者で、爆弾製造のための薬品についての情報収集を行っていたとされる。さらにテロ・マニュアルと2つの配電線地図を所持していたことも有罪と認められた。しかし、陪審は、ローディ被告がシドニーの防衛サイトの航空写真38枚をダウンロードした容疑に関しては無罪とした。
警察はローディ被告とフランス人テロリストWillie Brigitte(ウィリー・ブリジッテ)との関わりについても重視しており、また同被告の自宅や仕事場からは膨大な数のイスラム教過激派関連の資料も発見されている。
ローディ被告は2004年4月から拘束されており、6月29日に判決の為の審問が行われる。

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