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パスポートとりあげ、無休・無給で働かせていたレストランオーナー、逮捕

[シドニー21日]従業員を無給・無休で働かせていたレストランのオーナーが、新しく導入された人身売買罪で起訴された。

NSW州ブルー・マウンテンズのインド料理レストラン・チェーンのオーナー、Yogalingam Rasalingam(ヨガリンガム・ラサリンガム)容疑者は20日、インドから戻って来たところを連邦警察に逮捕された。
13日、人権関係団体からの情報によりラサリンガム容疑者の経営するファルコンブリッジのレストラン「テイスト・オブ・インディア」を捜査した連邦警察は、23歳のインド人男性、Anbalagan Rajendran(アンバラガン・ラジェンドラン)さんを発見。
ラサリンガム容疑者は、ラジェンドランさんに「オーストラリアでいい暮らしをしないか?」と持ちかけ、飛行機代とビザ代を支払いシドニーに呼び寄せた。しかし、ラジェンドランさんが今月1日シドニーに到着するなりパスポートを奪い、ラサリンガム容疑者宅後ろにある狭い小屋に住まわせ、1日に少なくとも11時間、週に7日、キッチンハンドとしてファルコン・ブリッジのレストランをはじめ、グレンブロックやリッチモンドのレストラン「スター・オブ・インディア」で働かせた。さらに、オーストラリアにラジェンドランさんを連れてくる際にできた借金のため、何年もその状態で働かせると話し、もし毎日働かなければインドへ送り返すと脅したという。
ラサリンガム容疑者は新人身売買法により起訴された国内最初の容疑者で、最長禁固12年の刑に処せられる。さらに、奴隷を無理に働かせた容疑で、禁固期間は25年まで引き上げられる。
ラサリンガム容疑者は、ラジェンドランさんの父親に既に7000ドル支払ったとして容疑を否認している。

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