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フレイザー島の子供を襲うディンゴ、旅行者に責任

ブリスベン 5日 - 世界遺産リストにも載る、クイーンズランド州のフレイザー島で9月2日(日)に、4歳の少女が野生のディンゴに襲われた。

被害者の少女は、同島の東海岸にあるEurong(ユロング)で、家族とビーチで遊んでいる最中に、一匹のディンゴによって攻撃を受けたが、少女の両親が少女を救出し、ケガの治療をした。このディンゴは殺された。

クイーンズランド州公園野生動物管理局のGreatSandy地区担当主任Rob Allen(ロブ・アレン)氏は、ディンゴに餌を与えないようにという警告を無視する、フレイザー島への分別のない旅行者らが、このような事件を引き起こしていると非難した。

同氏は、「島のあちこちで、ディンゴに餌を与えないようにとの警告が示されているが、今だ無視する観光客がいる。何度もいっているが、ディンゴは人間に飼われている犬とは違う。ディンゴは凶暴で、予知できない行動をとる生き物だ。おとなしそうで、おなかを空かせているように見えるかもしれないが、単に見かけだけだ。」と語った。

同島で、ディンゴに餌を与えたり、食べ物を置き去りにした場合、罰金3000ドルが科される。

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