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「お金で幸せは買えない」と実感するオーストラリア人

[シドニー16日]「お金で幸せは買えない」。Fairfax(ファイヤーファックス)社から出版された新たな電話世論調査結果によれば、経済は上向きであるにも関わらず、オーストラリア人の40%は、生活は前より悪くなっていると感じていることがわかった。

低雇用率、住宅や株価の高騰などが「豊かさ感」を鈍らせているようで、34%は「生活はこれまでと全く変わりない」と答えた。
この電話による世論調査は今年8月、オーストラリア国内在住1000人を対象にIpsos Mackayが実施し、キャンベラのリサーチセンターAustralia Institute(オーストラリア・インスティチュート)が分析を行った。今回の結果は「富が超過してもその分、心が満たされるわけではない」という世界的な傾向を支持する形となった。同時に、国が経済的発展を最優先していることへの疑問感も示していると言える。77%もの回答者が「政府は国民を金持ちにするより幸せにするべきだ」という意見に賛成だと答えた。また、5人に3人が、家族やパートナーとの人間関係が最も幸福感を左右すると回答した。

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