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慢性病を持つ人は、うつ病になりやすい

シドニー12日-SANE Australiaによって行われ、Pfizer(ファイザー)オーストラリア健康報告書に記載された研究結果報告によると、関節炎、腰痛、糖尿病、心臓疾患などの慢性的病気を持つ人は、それ以外の人々と比べ精神病にかかる割合が倍増するという。

オーストラリア国民の4人に1人は慢性的病気を患っているといわれており、これらの国民の半数は、うつ病や不安神経病の為に医者にかかることを考えたことがある。調査対象となった1499人中僅か38%のみが、うつ病や不安神経病は身体的疾患とは別に治療を受ける必要があることを理解していた。

SANAオーストラリア代表のBarbara Hocking(バーバラ・ホッキング)氏は、慢性病患者は、身体的な慢性疾患があるからといって精神的問題が必ずしも生じるわけではないことを理解する必要があると述べ、これらの患者がうつ病の治療を受けることには大きな意義があり、うつ病が回復することによって慢性的病気も回復に向かう強い傾向があると続けた。

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