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ビクトリア州、ブッシュファイヤーによって停電と交通機関の大混乱発生

メルボルン16日-猛暑に見舞われるビクトリア州で16日、Benalla(ベナラ)付近で発生したブッシュファイヤーによってNSW州との間の主要電力供給線が焼切れ広範囲に停電が発生、メルボルンの公共交通機関は大混乱に陥った。

停電したメルボルン、Geelong(ジーロング)、ビクトリア州北部及び東部では、全体で約20万軒の家が影響を受け、メルボルンとジーロング都市部では合計で約1200個の交通信号が作動停止した。

ビクトリア州警察のスポークスマンは、停電した信号による大きな交通事故は発生していないと述べ、作動していない交通信号を000番へ通報しないようにと呼びかけた。

Connex(コネックス)のスポークスウーマンは、今回の停電で鉄道網全体に大きな影響が出ており、17日朝にも鉄道ダイヤに遅れが出る模様と語った。

Broadmeadows(ブロードメドウズ)線が最も大きな影響を受け、Essendon(エッセンドン)駅とKensington(ケンシングトン)駅間ではバスによる代行運転が行われた。 また、Werribee(ウェリビー)環状線でもバスの代行運転が行われた。

メルボルン市内では、停電の為エレベーター内に閉じ込めれた人々の救出に救出隊が出動したが、大きな事故の発生は無かった模様。

 

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