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福祉機関、9万3000人に支援提供を拒否 家庭は財政難

シドニー26日ーNews Ltd (ニュース社)は、Australian Council of Social Service(豪社会福祉サービス委員会)が26日に発表した統計で、昨年度に福祉機関から援助を受けた国民は146万人で、2005年から4%増加したと報じた。一方、援助を求める人の約75%(9万3000人)が昨年、慈善団体や福祉機関から支援提供を拒否されていたことも判明している。

NSW州政府の財務サービスホットラインとクレジットホットラインセンターには毎月約660件の問い合わせがある。 Consumer Credit Legal Centre(消費者クレジット法律センター)では毎月平均で1000件の問い合わせ電話が未処理のまま放置されている。2006年度第3四半期の新規破産件数は6000件。2005年度同期比で1011件の増加となった。

救世軍サービスマネージャー、Tony Devlin(トニー・デブリン)氏は、「家族はローンやクレジットカードを利用して家計をやりくりをしているが、その返済に困り果てている」と語った。

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