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残忍な強姦事件の犯人、犯行は呪いのせいと法廷で訴える

パース24日-2人の外国人旅行者の女性に残忍な暴行を与え強姦したアボリジニ男性、David Gundari(デイビット・ガンダリ)(32歳)被告は24日、「犯行時に自分は呪いをかけられており、自分の行為を完全にコントロールすることができなかった」と法廷で訴えた。

2006年の9月にBroome(ブルーム)で別々に発生した2件の事件では、24才のフランス人女性と32才の日本人女性が旧ブルームの町の人目につかない場所に夜遅く引き連れられ、暴行を受け強姦された。フランス人女性は激しく乱打された際に前歯4本を失い、日本人女性は殴られ意識不明となったまま強姦された。

ガンダリ被告は24日西オーストラリア州地方裁判所で、性的暴行、殺人の脅迫、極悪な暴行行為を含む7件の容疑で、懲役12年の有罪判決を受けた。

ガンダリ被告の弁護士は、被告が服役を終え出所した際には、アボリコミュニティに汚名をぬった罰として、被告とつながりのあるノーザンテリトリーの3つの異なるアボリジニコミュニティから、槍で突かれ殴られるなどの処罰を受けることになると語った。

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