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P&O社の大型客船で、新たな死亡事件発生

 【シドニー7日AAP】7日早朝、ニューカレドニアのイル・デ・パンを出航しウベアへと向かう最中のP&O社大型客船パシフィックサン号で、シドニー在住の31歳男性が死体で発見された。同社の大型客船では、2002年にも42歳の女性ダイアン・ブリンブルさんが麻薬絡みの事件で死亡し大きな波紋を繰り広げ、裁判が現在も続いている。

 死亡した男性は、8日間の南太平洋クルーズ旅行のためにシドニーから大勢の家族と共に乗船していた。同社スポークスウーマンのサンディ・オルセン氏は、男性の死体は7日早朝に同船の公共エリアで発見されたと語り、男性が争いに巻き込まれたという報道を否定、さらに発見場所は飲酒エリアでは無かったと付け足した。

 オルセン氏は、男性が負傷していたかどうか、蘇生処置は行なわれたのかどうかについては言及を避け、「全ての関係当局へ通報済みであり、警察が捜査のために乗船する必要性から、同船はニューカレドニア北部のロヤルティ諸島のウベアへ入港予定だった予定を変更し、ヌメアへと向かった」と説明した。

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