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タリバン、オーストラリア軍を攻撃の標的に

 【キャンベラ11日AAP】アフガニスタンでタリバンによるオーストラリア軍への攻撃が激しくなっている。10日、アフガニスタン・オルズガン県で復興部隊の護衛をしていた兵士5名がタリバンからの攻撃を受けた。

 オーストラリア軍を標的にした今回の攻撃では、携行式ロケット弾や小型の武器が用いられ、抗戦は90分間続いた。オーストラリア軍スポークスマンのアンドリュー・ニコリック准将は同軍兵士が的確な対処をしたことで、タリバンを撃退することができたと述べた。オーストラリア軍側に死傷者はなく、車両にも損傷はなかった。またニコリック准将は、タリバン側に死傷者があったと述べたが詳細については言及しなかった。

 8日にも今回と同様の攻撃があり、このときの抗戦は2時間に及んだ。ハワード首相は、タリバンの台頭によってアフガニスタンでのオーストラリア軍の活動はイラクよりも危険になっていると述べている。

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