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多量の有害物質を含む3種類の歯磨き粉、販売禁止となる

 【アデレード25日AAP】有害物質含有量が身体に有害となるレベルに達している恐れから、ミスタークール、エクセル、トライリーフ・スペアミントとして販売されている3つのブランドの歯磨き粉が、SA州で販売禁止となった。

 問題となる歯磨き粉には、ジエチレングリコール(DEG)が0.25%以上含まれており、摂取された場合、特に子供や腎臓または肝臓疾患を持つ人の身体に深刻な悪影響を与える可能性がある。歯磨き粉は、飲み込まれることを前提とされていないが、幼ない子供は、頻繁に歯磨き粉をなめて飲み込むことが知られている。

 ジェニファー・ランキン消費者問題関連相は、「使用している歯磨き粉の成分をよく確認し、DEGが含まれている場合は、重量比で0.25%より少ないことを確認する必要があります。DEGが0.25%を超える歯磨き粉は購入しないように」と呼びかけた。販売禁止となった3つのブランドの歯磨き粉を購入した人は、購入場所へ返品することによって全額返金される。

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