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シドニーのプール、溺水者の自動検知システム「ポセイドン」を導入

 【シドニー10日AAP】溺水者を自動的に検知する最新システムが10日、シドニー西部のブラックタウン・レジャーセンターに導入された。

 この「ポセイドン」と呼ばれるプール監視システムは、水中カメラと水面上のカメラのほかコンピュータのソフトウェアを使用してプール内にいる全ての人の動きを分析し、溺れている人を検知すると10秒以内に自動的に警告音を発して監視員に知らせるという装置である。

 ネイサン・リースNSW州救急サービス大臣は「これまでプール監視員たちは水面の反射、雑音や遊泳者の多さなどに苦労してきました。この装置によってみなさんはプールをより安全だと感じられるでしょう。人命が救われることを願っています」とコメントしている。なお「ポセイドン」の価格は30万ドルで、今回のシステム導入にはブラックタウン市議会とロイヤルライフセービング協会が出資している。

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