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読み書き・計算テストの結果が発表される

 【メルボルン12日AAP】今年5月にオーストラリア全国で行われた読み書き・計算テストの結果が12日に公表され、学力面で先住民族の生徒が遅れを取っていることが示された。

 テストは全国の3年生、5年生、7年生、9年生の生徒を対象に実施されたもので、ジュリア・ギラード教育相が12日にテスト結果を発表した。それによれば、NT準州では、読解力、作文力、単語の綴り、文法、計算の全分野において、全国最低基準値を下回る生徒数が最多だった。ギラード教育相は、先住民族の生徒の多い地域において学力不足が見られるため、学力差を埋めるために何らかの対策が必要だと述べている。

 今回のテストでは、受験者のうち90%が必要最低基準値を満たし、80%が最低基準値を満たすという結果だった。受験者個人のテスト結果については、15日に保護者のもとに届けられるという。

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