政治

ターンブル氏 世論への影響大 保守連合の支持率上昇

 【シドニー22日AAP】マルコム・ターンブル氏が自由党党首になって以来、保守連合に対する国民の支持率が上昇している。

 22日付のフェアファック系各紙が報じたニールセン世論調査によると、労働党の支持率が52%だったのに対し、保守連合は48%だった。またジ・オーストラリアン紙が報じたニュースポール世論調査では、労働党が55%で保守連合が45%だった。

 自由党党首の交代から数日後に実施された今回の調査では、保守連合の支持率に大幅な改善がみられた。また、ケビン・ラッド首相に対する不満が高まったことも明らかになった。

 今回のニールセン世論調査で、野党の支持率は8月から3ポイント上昇し、2006年11月以来最も高い支持率となった。一方、ニュースポールの調査では、ラッド首相への支持率が11月の選挙以来最低となり、5ポイント下げて50%となった。また、ニールセン世論調査では、野党党首に対する支持率が14ポイント上昇。一方、不支持率は8月の53%から26%へ大幅に減少した。

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