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コールス、リステリア菌が混入した鶏肉を自主回収

 【アデレード22日AAP】大手スーパーの「コールズ」は、4州の店舗で販売されていた鶏肉にリステリア菌が混入していた件で、今後菌が混入した原因を調査する予定。

 コールズは問題となった製品をすでに自主回収している。対象となったのは「ユール・ラブ・コールズ・スライスド・チキン・ブレスト(50グラム×2)」で、賞味期限が10月7日と記載された製品。この製品はNSW州、SA州、VIC州、QLD州のコールズ、バイロ、ピック・アンド・ペイのスーパーで販売されていた。

 今回、リステリア菌は定期的な製品検査の際に発見された。コールズのスポークスマンは22日、この鶏肉の仕入先は1つなので、調査によってリステリア菌が混入した原因を追跡できるだろうとした。鶏肉による健康被害は報告されていない。

 コールズは問題の鶏肉がすでににどれだけ販売されたかに関して詳細を明らかにしていない。リステリア菌は妊婦、また免疫力が低い幼い子供や高齢者の健康に影響を及ぼす可能性がある。

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