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落盤事故の鉱山で記念館がオープン 

 【ローンセストン・TAS州5日AAP】2006年に落盤事故が発生したTAS州ビーコンフィールドの鉱山で5日、事故の記念館がオープンした。開館式にはケビン・ラッド首相をはじめ、事故の生存者たちも出席した。

 2006年のアンザック・デー(4月25日)に発生したこの事故では、鉱夫のラリー・ナイトさんが死亡。しかし、同じく鉱山内で作業をしていたトッド・ラッセルさんとブラント・ウェブさんは、14日間生き埋めとなりながらも奇跡的に生還した。

 128万ドルをかけて建設された記念館の開館式の中でラッド首相は演説を行い、「政府として記念館建設事業に寄付を行ってよかった」と述べた。また、事故の生還者であるウェブさんは、「記念館は、事故で我々を救うために全力を尽くしてくれた人々へ感謝の意を表するためのもの」とコメントした。

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