【NT26日】 NT準州の保健当局は、同準州の観光名所を訪れた後、はしかを発症した男性がQLD州で入院治療を受けていることを受け、注意を喚起している。当局によると、男性はインドネシアで感染したとみられ、その後、感染期間中にNT準州を訪れた。
注意喚起の対象となるのは、7月中旬にNT準州で観光ツアーに参加した人や、カカドゥ国立公園のレストラン、ダーウィンまたはアリススプリングスの空港を利用した人で、はしかの症状に注意するよう呼びかけている。
男性は、7月17日にエシカル・アドベンチャーズ社が主催した終日ツアーに参加しリッチフィールド国立公園を訪問。この時点ですでに感染していた。翌日18日には、AAPTキングス社の1泊ツアーに参加し、午後6時~8時までジャビルのメルキュール・カカドゥ・クロコダイル・ホテルに滞在した。
その後、2日間の行動は報告されていないが、7月20日午後1時~3時まではノーザンテリトリー博物館・美術館を訪問。同日午後3時半にはダーウィン空港に移動し、カンタス航空QF1960便でアリススプリングスへ移動した。7月23日にアリススプリングスからケアンズへ、エア・ノース航空のTL361 便に搭乗した。
当局は、これらの場所を訪れた人に対し、はしかの症状が出ていないかを確認するようアドバイスした。感染から症状が出るまで最大18日間かかる場合もあるとしている。症状は、発熱、目の痛み(充血)、鼻水、咳、赤くまだらな発疹などがみられる。
ソース:news.com.au-Measles alert issued across NT airports, tourism hotspots