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フィリピンで母親が行方不明 誘拐の可能性

 【キャンベラ8日AAP】キャンベラ出身の女性、ゼナイダ・バンハムさん(54)がフィリンピンで11月4日から1カ月以上の間行方不明になっている。マニラ南部のラグーナでゼナイダさんの家の建設を手伝っていた息子のジョージさん(18)は、ゼナイダさんが行方不明になったときに現金を持ち歩いていたことから、何者かに誘拐されたとしている。

 ジョージさんは「母と一緒にいた2人のボディーガードの行方が分からず、また書類や衣類など全てがなくなった。しかし、2日後母の車の中に母の遺留品だけが見つかった」と語った。

 豪外交・貿易省(DFAT)は11月10日、オーストラリアとフィリピンの市民権を持つゼナイダさんに関する報告を初めて受けた。DFATのスポークスマンは「マニラのオーストラリア大使館は現在、ゼナイダさんの行方についてフィリピン警察と緊密に連絡をとり、捜索にあたっている」と語った。領事館職員はゼナイダさんの行方が分からなくなった現場を訪れ、オーストラリア大使は現地警察に対し捜査を優先的に実施するよう求めた。

 一方、今もフィリンピンにいる息子のジョージさんは現地当局はあまり協力的ではないと語った。

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