【メルボルン１９日ＡＡＰ】元カトリック牧師が、１５歳の少年に性的虐待をした賠償金として、８万ドルを支払うよう命じられた。

　元牧師のエドモンド・ジョン・ヘインズ（６２）受刑者は、少年に対する一連の性犯罪で実刑となり、今年１０月から懲役４年３カ月の服役中。ヘインズ受刑者は、２００６年３月から２００８年２月までに、ＶＩＣ州バノックバーン、ウィンチェルシー、ジーロングなどで犯行に及んでいた。

　１８日にＶＩＣ州裁判所で行われた裁判で、賠償金として被害者の１人である１６歳の少年に８万ドル支払うことが命じられた。事件当時、被害者の少年は１５歳だった。

　へインズ受刑者は、１６歳以下の児童に対するわいせつ行為で６つの罪、および１６歳または１７歳以下の児童に対するわいせつ行為、児童ポルノの製造および所持などで有罪を認めて、実刑となり服役中。