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乗車拒否された15歳の少年、バスのフロントガラスを破壊

 【シドニー17日AAP】シドニーで15日、乗車拒否された15歳の少年が、バスを襲撃するという事件があった。

 事件があったのは、シドニー中心部に近いドラモイン地区ビクロリア・ロードで、15日午後9時50分ごろ、少年がお金を持っていないにもかかわらず、バスに乗ろうとしたため、運転手が乗車を拒否した。警察によれば、少年はバスから降りて、ボトルをバスのフロントガラスに投げつけて破壊したという。運転手はやむを得ずバスの運行を止め、乗客らは別のバスに乗り換えた。

 その後、少年はこのバス運転手および別の職員と対立し、58歳の男性を襲ったとされている。さらに、近くの駐車場へと歩いて行き、金属棒を持って戻ってきて、バスの扉を破壊した。

 警察は16日、この少年をロゼル地区ムーディー・ストリートの住宅で逮捕した。少年は、2つの悪意的損害罪に加えて、意図的に車両に物を投げつけて安全を脅かしたことや、暴行、乱闘、重度の正式起訴犯罪を犯す意図で武装したことなど、複数の罪で起訴されている。少年は条件付きで保釈されており、来月3日にビドュラ少年裁判所に出廷する予定。

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